研究課題/領域番号 |
17H01300
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大橋 晶良 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (70169035)
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研究分担者 |
金田一 智規 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (10379901)
青井 議輝 広島大学, 統合生命科学研究科(先), 准教授 (40386636)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
43,680千円 (直接経費: 33,600千円、間接経費: 10,080千円)
2020年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2019年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2018年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2017年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | エコバイオテクノロジー / 環境技術 / 排水処理 / 資源回収 / 温室効果ガス / 環境微生物 |
研究成果の概要 |
微生物は多種多様であり,それぞれ特有の機能を有している。ある特長の細菌群をバイオリアクター内に特異的に集積培養し,高濃度に保持することことができれば,排水処理に適用されるのみならず,排水から付加価値の高い資源を創出することも可能である。本研究では,微生物の混入を防げない自然開放系の処理システムにおいて,特異的に細菌を培養する技術・エコバイオテクノロジーを利用し,困難であった難分解性含有排水処理,排水からの資源回収,温室効果ガス分解のための3つの新規環境技術を創成することを目的としている。新規技術に寄与する細菌群をDHSリアクターで集積するための基礎的な知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,新規排水処理・排水からの資源回収・温室ガス防止のための新規環境技術を世界に先がけて発信し,省エネ・低炭素・循環型社会の構築に寄与する。具体的には,リンを排水のみならず海水からも回収することができる。排水から生分解性プラスチック原料PHAを生成する。排水処理で発生するメタンの放散防止技術などを開発した。また,学術的にはエコバイオテクノロジーの醸成に寄与する。
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