研究課題/領域番号 |
17H01380
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
貝淵 弘三 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (00169377)
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研究分担者 |
永井 拓 藤田医科大学, その他部局等, 教授 (10377426)
天野 睦紀 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (90304170)
西岡 朋生 名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (70435105)
黒田 啓介 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (80631431)
船橋 靖広 藤田医科大学, 総合医科学研究所, 講師 (00749913)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円)
2020年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2019年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2017年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | 細胞内シグナル / リン酸化プロテオミクス解析 / ニューロモジュレーター / 情動行動 / 学習・記憶 / 神経活動 / シナプス可塑性 / 遺伝子発現 / 神経科学 / シグナル伝達 / リン酸化 / プロテオミクス解析 / 学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、独自に開発したリン酸化プロテオミクス法を駆使して、ニューロモジュレーター(ドーパミン、アデノシン、アセチルコリン)やグルタミン酸の下流で、リン酸化される蛋白質を包括的に同定し、神経細胞の興奮性やシナプス可塑性、遺伝子発現を制御する細胞内シグナル伝達機構を分子レベルで明らかにした。さらに、これらの神経活動と情動行動・学習との関連を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グルタミン酸やニューロモジュレーター(ドーパミン、アデノシン、アセチルコリン)の下流で働くキナーゼの主要な基質が明らかになり、神経細胞の興奮性やシナプス可塑性、遺伝子発現の制御機構が明らかになった。さらに、これらの神経活動と情動行動・学習との関連が明らかになった。これらの成果は基礎神経科学において重要というだけでなく、様々な精神・神経疾患の病態解明や診断・治療法の確立等の医学分野に貢献する可能性が高いと考えられる。
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