研究課題
基盤研究(A)
(1)Hippo-YAP経路:頭頚部癌、子宮頸癌の発癌には、Hippo-YAP経路変化が鍵経路となることを報告した。またこの経路の軟骨細胞、T細胞、細胞競合における役割も報告した。さらにHippo-YAP経路を制御する新分子も見出した。(2)PICT1-p53経路:p53制御に重要なPICT1と結合し、PICT1の安定化に関わる蛋白質RPXを単離した。またその抑制はp53を上昇させることを確認した。またその遺伝子改変マウスも作製した。(3)PTEN経路:sgRNAライブラリーを用いて、PTENを強力に不安定化する新規3因子を見出した。このように主要癌抑制遺伝子の機能や制御機構を明らかにした。
本研究によって、癌抑制遺伝子シグナルを標的とする新規癌治療薬の開発や、これらシグナルが破綻した癌種や癌以外の疾患及びその機構などが判明する。それ故、本研究成果は、細胞生物学、生化学、生理学、腫瘍学、内科学、薬学等、広範囲な生命科学研究分野の学術水準の向上・強化に寄与し、効果的な癌治療薬開発に貢献して国民の福祉の向上につながるものと考える。
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