研究課題/領域番号 |
17H01454
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用人類学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
村木 里志 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (70300473)
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研究分担者 |
福田 修 佐賀大学, 理工学部, 教授 (20357891)
易 強 静岡県工業技術研究所, ユニバーサルデザイン科, 上席研究員 (50505641)
齋藤 誠二 岡山県立大学, 情報工学部, 准教授 (70452795)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円)
2020年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2019年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2018年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2017年度: 17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
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キーワード | 動作アシスト / 適応能 / 筋活動 / 歩行 / 運動制御 / 人類学 / テクノアダプタビリティ |
研究成果の概要 |
近年、人間の身体動作能力を拡張する動作アシストテクノロジーの技術開発が進んでいる。しかし、人間とマシンそれぞれが適切に働かないと、つまり協働しないと拡張は起こらない。本研究は人間が外的にアシストを受けて動作を遂行する際、どのような反応や適応能を表現するかを検討した。そして研究成果に基づいた「人間の特性に配慮した動作拡張テクノロジー -動作アシストの設計指針-」を作成した(インターネット公開)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アシストテクノロジーの対象は身体動作だけでない。人間の諸機能をアシストする様々なテクノロジーが誕生し、その都度、開発・設計側も利用者側も人間のテクノロジーに対する適応能への関心が高まると考えられる。本研究は動作アシストを通して、人間側がテクノロジーをどう受け入れるかを研究・理解する重要性を示すことができた。また、人間のテクノロジーに対する適応能は未知のことが多く、本研究はその限界や可能性について多くの科学的知見を提供でき、人間の性質を理解するという面からも学術的に意義深いと考える。
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