研究課題/領域番号 |
17H01490
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 摂南大学 (2020, 2022) 北海道大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
柳村 俊介 摂南大学, 農学部, 教授 (80183979)
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研究分担者 |
澁谷 美紀 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 主席研究員 (00355265)
安延 久美 鳥取大学, 農学部, 教授 (30373228)
近藤 巧 北海道大学, 農学研究院, 教授 (40178413)
角田 毅 東北大学, 農学研究科, 教授 (60355261)
小内 純子 札幌学院大学, 法学部, 教授 (80202000)
松村 一善 鳥取大学, 農学部, 教授 (80283977)
中村 勝則 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (80315605)
淡路 和則 龍谷大学, 農学部, 教授 (90201904)
東山 寛 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (60279502)
小松 知未 北海道大学, 農学研究院, 講師 (30634977)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
27,170千円 (直接経費: 20,900千円、間接経費: 6,270千円)
2020年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2018年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2017年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 農業経営 / 企業化 / 農村社会 / 埋め込み / 農業政策 / 個人化 / 地域類型 |
研究成果の概要 |
わが国の農業と農村社会は密接な関係をもって展開してきたが、経済成長を経て変貌を遂げた。双方の関係は希薄化し、切断する場面も認められるようになった。本研究はこの事実に注目し、農業と農村社会の相互関係とその変化を詳細に分析することを目的とするものである。とくに農業が農村社会から分離する傾向が生じることを想定し、かかる状況下で農業が発展する可能性を検討することに関心を払った。 具体的な動きは地域によって異なることから、テーマに関する理論的な検討を踏まえ、北海道、東北、中国地方における国内調査とドイツ、タイ、韓国における調査を実施し、地域類型に留意して実態分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
農業と伝統的農村社会の密接な関係については、主に歴史学の観点から論じられてきたが、本研究では、短期の変化や事象を詳しく分析するために経済学、経営学の観点からのアプローチを試みた。また、国内と海外の調査研究をつうじて、農業と農村社会の関係についてのバリエーションをとらえ、さらに農村社会から分離した農業経営展開の可能性を検討した。 わが国の農業政策はこのテーマに関するスタンスを変化させつつ、近年は農業と農村社会の関係を強化する方向を強く打ち出している。本研究の成果は、このような政策の妥当性を問うとともに、農業と農村社会の将来像を描くための知見を提供する。
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