研究課題/領域番号 |
17H01500
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
近藤 直 京都大学, 農学研究科, 教授 (20183353)
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研究分担者 |
鈴木 哲仁 京都大学, 農学研究科, 助教 (00723115)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
43,420千円 (直接経費: 33,400千円、間接経費: 10,020千円)
2019年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2018年度: 12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2017年度: 23,140千円 (直接経費: 17,800千円、間接経費: 5,340千円)
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キーワード | 牛肉 / コンピュータビジョン / 精密畜産 / 肉牛 / 和牛 / 画像処理 / 黒毛和牛 / 霜降り / ビタミンA |
研究成果の概要 |
脂肪交雑度が高い牛肉を生産するためには,牛の血中ビタミンA濃度(VA)の制御が重要である。本研究は,目の画像を自動撮影して画像データからVAを推定した。用いたカメラは,照明用LEDを切り替えることにより1台のカメラで瞳孔画像と眼底画像を取得するものである。カメラ箱は飲水場に設置し牛が飲水中にガラス製の撮影窓を通して撮影した。VAの推定は,抽出した画像特徴量を抽出して多変量解析により行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肉牛では最も重要な情報であるVAのモニタリング技術が確立されてないこと,粗飼料の成分にバラツキがあること等の理由より,未だに農家の経験と勘を頼りに管理されており,情報化が乳牛に比べても遅れている。採血して血液検査を業者に依頼してでVAを測定することも行われているが,採血と悦液検査に手間と費用を要する。この研究は目の画像から非侵襲でVAを推定するものであり,精密畜産に貢献するものである。
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