配分額 *注記 |
41,080千円 (直接経費: 31,600千円、間接経費: 9,480千円)
2021年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2020年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2019年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2018年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2017年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体内時計の異常は、現代社会に見られる多くの生活習慣病の根底に潜む共通の病因となることがこれまで示されてきたが、体内時計を是正すると病気が治せるのかという逆向きの問が重要な医療課題として残されている。このような中、私共は、本研究の結果、眼局所での酵素活性リズムすなわち局所生体時計を正常化する方法により、これまで有効な治療法のなかった加齢性ドライアイを治療できること見出したほか、体内時計の中枢を狙った中枢リズム調整薬の標的候補として創薬可能性の高いG蛋白質共役受容体Gpr176, Gpr19, Calcrを見出した。体内時計を活用した病気の治療・臨床応用に向け重要な基礎を構築できたといえる。
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