研究課題/領域番号 |
17H01609
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
谷岡 哲也 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (90319997)
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研究分担者 |
飯藤 大和 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (60723921)
安原 由子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (90363150)
宮川 操 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90637084)
Locsin Rozzano 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (60747814)
大坂 京子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学系), 講師 (30553490)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
41,990千円 (直接経費: 32,300千円、間接経費: 9,690千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2019年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2018年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2017年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 人型対話ロボット / 高齢者 / ケアリング / 看護 / 自然言語処理 / リハビリテーション / 表情分析 / 音声分析 / 人工知能 / 看護モデル |
研究成果の概要 |
共同研究先の(株)エクシングが開発したアプリケーションをPepperに搭載し、人型対話ロボット(Caring Nurse Robot: CNR)・介在者・高齢者との関係性を分析した。分析結果から認知症を含む高齢者のリハビリテーションと会話に必要な機能を明確にし、問題点や改善点を抽出しプログラム修正を行った。現在のCNRを活用するためには、CNR・介在者・高齢者の三者関係で介在者の支援があれば、CNRを十分に活用できることが明らかになった。しかし、CNRが高齢者のコミュニケーション・パートナーになり得るためには、思いやりのある会話ができる必要があり、自然言語処理機能の向上とAI開発が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CNR(Caring Nurse Robot: CNR)による対話が、認知症を含めた高齢者の自律神経活動に効果があるか、また介護予防のための上肢の運動と自動評価プログラムの開発と評価を行った。マルチモーダルデータを解析し、対象者の行動や表情、感情変化まで考察できた。さらに、CNRとの対話をデータベースに蓄積し、認知症高齢者に対するケアリングとしての対話機能を明らかにするための解析を行い、Pepperを用いて意図的に会話をするためのアプリを開発した。 今後、リハビリや対話の支援を行うためのマルチモーダルデータベースを開発することで、CNRが人間のような思いやりのある関わり方ができる可能性がある。
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