研究課題/領域番号 |
17H01626
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
岩崎 えり奈 上智大学, 外国語学部, 教授 (20436744)
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研究分担者 |
長澤 榮治 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (00272493)
辻村 真貴 筑波大学, 生命環境系, 教授 (10273301)
近藤 昭彦 千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 教授 (30201495)
松岡 延浩 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (80212215)
木村 玲二 鳥取大学, 乾燥地研究センター, 准教授 (80315457)
加藤 博 一橋大学, その他部局等, 名誉教授 (10134636)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円)
2020年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2019年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2018年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2017年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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キーワード | 地下水 / 灌漑 / オアシス / 乾燥地 / エジプト / 中東北アフリカ / 持続可能性 / ヌビア帯水層 / リモートセンシング / 国際共同研究 / 北アフリカ / 乾燥地域 |
研究成果の概要 |
エジプト西部砂漠における環境問題の核心は地下水構造の把握と将来の水供給の不確実性に対する農民の対応にある。本研究は,この自然科学的な問題と人文社会科学的な問題を地域研究の枠組みの中で接合することを試みた。具体的には,エジプト西部(リビア)砂漠のオアシスを研究対象地とし,①地下水の循環システムの把握,②農家の生存戦略と環境観とつきあわせることを目指した。主な研究成果は,オアシスと一口に言っても場所によって,村の歴史や村社会構造,水文環境が異なっていること,しかし共通点として,地下水の水位低下と塩害問題の深刻化が明らかになったことであり、水と農民・村社会との多様な関係が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,ダハラ・オアシスという「地域」の研究を心掛けたことである。「地域」は社会科学者にとっては人々の生が営まれる生活空間であり,その土台をなしているのは自然科学者の領分である環境である。 様々なディシプリンの研究者が異なる角度からダハラ・オアシスについて研究し,それらの成果をダハラ・オアシスという場で総合することによって,オアシスと一口に言っても場所によって,村の歴史や地形,地下水の動きが異なり,水環境が異なっていること,しかし共通点として,将来的に地下水の水位低下が深刻化するであろうこと,塩害問題がオアシス全体に共通する問題であることが明らかになった。
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