研究課題/領域番号 |
17H01637
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
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研究分担者 |
西崎 伸子 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (40431647)
八塚 春名 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (40596441)
中村 香子 東洋大学, 国際学部, 教授 (60467420)
松浦 直毅 椙山女学園大学, 人間関係学部, 准教授 (60527894)
岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
目黒 紀夫 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (90735656)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
41,990千円 (直接経費: 32,300千円、間接経費: 9,690千円)
2021年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2020年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2019年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2018年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | アフリカ / 観光 / 開発 / 自然保護 / ジェンダー / 獣害 / 気候変動 / 民族間関係 / 文化 / 先住民族 / 野生生物保護 / 土地 / エンパワーメント / 新型コロナウィルス感染症 / 野生動物保全 / 土地問題 / 経済活動 / 不確実性 / ビジネス / 地域住民 / 伝統文化 / プロジェクト / 自然 / 少数民族 / 参加 / 住民 / グローバリゼーション / アクター |
研究実績の概要 |
アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析した。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティクスの解明を目指す。そして、アフリカの複数地域の比較検討を通じて、「プロジェクト型観光」が少数民族の直面している問題の解決にいかに寄与し、一方で新たな問題や矛盾を生じさせているのかを包括的に考察することを目的として進めてきた。 本年度は、新型コロナウィルス感染症の影響で遅れていた現地調査を完了させた。ボツワナ、ケニア、タンザニア、エチオピアでの調査が進み、コロナ禍が観光に与えた影響の内実が明らかにされた。その結果、感染症流行だけでなく、観光業の盛衰と自然保護やジェンダー問題に関連するプロジェクトとのあいだの複雑な相互作用の詳細が分析されるとともに、気候変動や内戦、獣害などが観光業を営む地域社会に与えている影響などにも研究が拡大した。 また最終年度として、国内外で研究成果の公表につとめ、国内の先住民観光地でのワークショップ、観光学術学会でテーマセッション、そしてタンザニアのTanzania Wildlife Research Instituteでの国際シンポジウムを組織し、本研究計画の成果をまとめて報告し、議論を深めることができた。また各自が論文や書籍としても、和文・英文で成果を公表した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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