研究課題/領域番号 |
17H01671
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
淺原 良浩 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (10281065)
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研究分担者 |
壷井 基裕 関西学院大学, 理工学部, 教授 (60411774)
南 雅代 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (90324392)
山本 鋼志 名古屋大学, 博物館, 特任教授 (70183689)
堀江 憲路 国立極地研究所, 研究教育系, 助教 (00571093)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
37,310千円 (直接経費: 28,700千円、間接経費: 8,610千円)
2020年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2019年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2018年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2017年度: 14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
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キーワード | イラン / 鉱床 / 火成岩 / 同位体 / 地球化学 |
研究成果の概要 |
本調査研究では、Rb-Sr系、Sm-Nd系などの天然の放射壊変系同位体の分析を鉱石、鉱床母岩に適用し、得られた同位体初生値と年代値に基づいて鉱床成因解析を行った。具体的には、大陸縫合帯であるイラン国内における火成活動と鉱床生成の関連性を明らかにするため、ザグロス山脈北西部およびアルボルズ山脈西部を対象に現地調査を5回行い、現地調査の結果と、採取した鉱石、鉱床母岩、貫入火成岩などの同位体分析の結果から、鉱床母岩と鉱石のそれぞれの生成年代と起源物質の直接対比を行い、この地域の鉱床成因に関わるマグマ源・テクトニクスについて新たな知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大陸縫合帯イランの国内に数多く分布する金属・非金属資源鉱床は、プレート衝突に伴う火成活動がその鉱床生成の重要な要因の1つである。本調査研究では、特にザグロス山脈北西部のサナンダジ-シルジャン帯の比較的古い基盤岩が分布する地域において、新生代を含む、比較的新しい時代の火成活動が広範な地域で見られることを確認し、そのマグマ源とテクトニクスについて従来のモデルの大幅に改変する、数多くの結果を得た。これは、この地域の鉱床の形成時期、生成環境にも密接に関連する結果である。このような火成活動と鉱床生成の時系列および成因の関係性の解明は、鉱床探査の候補地域の拡大や絞り込みの精度向上に資すると考えられる。
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