研究課題/領域番号 |
17H01708
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 宏 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20212102)
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研究分担者 |
並木 美太郎 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10208077)
宇佐美 公良 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20365547)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 計算機システム / 不揮発メモリ |
研究成果の概要 |
不揮発メモリを想定し、データを退避することなく電源遮断できる場合に、性能と消費電力が異なる複数のプロセッサコアからなるヘテロジニアスマルチコアシステムにおいて、応答時間制約のある周期的な処理を低消費電力で実行可能なスケジューリング手法を提案した。また、不揮発メモリの大容量性を活かし、データセンタのサーバの主記憶に不揮発メモリを採用し、より多くの処理を少ない数の物理マシンに割り当てて実行することで省電力化を行う手法を提案し、不揮発メモリコンピューティングの有用性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
あらゆるものがネットワークに接続されるIoT(Internet of Things)時代が到来し、物理世界と情報世界の間の高度なインタラクションに対する期待は大きい。その実現には、我々が存在する物理世界から大量に収集されるデータを高速かつ低消費電力で処理することが必要である。本課題は、高速かつ電源を切っても記憶を忘れない新しい原理に基づく不揮発メモリを高度に利用するコンピューティング技術を実現することで、この社会の要請にこたえるものである。
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