研究課題/領域番号 |
17H01736
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
岡崎 直宣 宮崎大学, 工学部, 教授 (90347047)
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研究分担者 |
白鳥 則郎 中央大学, 研究開発機構, 機構教授 (60111316)
油田 健太郎 宮崎大学, 工学部, 准教授 (30433410)
岡崎 美蘭 神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (00545155)
山場 久昭 宮崎大学, 工学部, 助教 (60260741)
片山 徹郎 宮崎大学, 工学部, 教授 (50283932)
喜多 義弘 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 助教 (00758089)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | モバイルネットワーク / クラウドサービス |
研究成果の概要 |
安全なモバイルクラウドサービスの実現のための最重要課題の一つである,モバイル端末における安全なユーザ認証技術の確立を目指し,利用者の環境における覗き見や紛失・盗難などの危険度の変化に自律的に対応することで,実用的なユーザビリティを確保しつつ,危険度の高低に関わらず高い安全性満足度が確保できる利用者の環境適応型統合認証方式を提案し,世界に先駆けてその基盤技術を確立するための研究を行った.安全レベル対応型個人認証技術を中心に研究開発を行い,プロトタイプシステムの構築によりその有効性を示した.査読付き学術雑誌論文29件,査読付き国際会議発表14件を含む74件の研究発表を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,モバイル端末では様々な利用者の環境があることを前提に,それぞれの利用者の環境において要求される安全性レベルと許容される認証の困難さが異なることに着目し,様々な安全性レベルを満たす複数の個人認証方式に統合・発展させようとするものであり,このような統合的な個人認証方式の開発は他に類を見ない. スマートフォンやスマートタブレットなどを利用したモバイルクラウドサービスのセキュリティ脅威を大きく低減でき,ユーザがどのような環境におかれても破られる可能性の極めて低い「ネバー・ハック・パスワード」を実現し,安全・安心なクラウドサービスを実現するための統合個人認証基盤を確立することが期待される.
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