研究課題/領域番号 |
17H01764
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
福嶋 慶繁 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80550508)
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研究分担者 |
津邑 公暁 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00335233)
杉本 憲治郎 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 講師(任期付) (00773483)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 画像処理 / ドメイン固有言語 / Halide / 画像処理コンパイラ / 並列処理 / ベクトル化 / デザインパターン / 高能率計算 / 計算機システム / ハードウェアアクセラレーション / 並列計算 / フィルタ / 画像 |
研究成果の概要 |
計算機環境が複雑化している中,高度に最適化された機械語を得るためには,分野ごとに特化した専用プログラミング言語が必要不可欠である.しかし,最新の画像処理専用プログラミング言語でも,局所的な最適化しかできず,アルゴリズム全体の最適化は未だできない.本研究では,画像処理をデザインパターンとしてまとめ,多くのパターン集として体系化することともに,それをプログラミング言語として試作する. 主に,画像処理は,FIRやIIRといった畳み込み,拡大縮小,点の処理の連続として表現され,これを効率的につなぐことで高速化可能であることを示した.さらにそれらを検証するために様々なアプリケーションで検証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,画像処理研究をプログラミングのデザインパターンという新たな観点から体系化することで,この問題にアプローチする.そして,専用プログラミング言語にデザインパターンを指示する機能を与えることで,全体を見通す機能を獲得させ,この問題を解決する.これは,画像処理の高速化,アルゴリズム,計算機アーキテクチャの専門化が協力することで初めて達成される独創的な研究であり,また,プログラミングによる計算処理の学術的な体系化という方法も他の隣接分野にも波及するためこの意義は大きい.
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