研究課題/領域番号 |
17H01765
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
近藤 一晃 京都大学, 学術情報メディアセンター, 講師 (30467609)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | ヒューマンセンシング / 注意分配 / 制御モデル / 動作計測 / 知能ロボティクス / 知覚情報処理 / 人間行動計測 |
研究成果の概要 |
優先度の異なる二つのボタンを順番に押すタスクを設定し,複数の対象へ注意を分配している状態における動作を計測した結果,優先度(注意分配のパターン)の違いによって顔向き・手の向き・体幹の向きの動作連携が明らかに違うことが確かめられた. 注意対象が仮想的に顔や手を引っ張る力学モデルによりその動作を再現することを試みたところ,顔や手の動作について詳細なモデル化が必要なことが判明したため,続いてその検討を行い,提案モデルによる再現性および人間の動作が持つ曖昧さに関する知見を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を遂行したことにより,注意分配が発生している状況を再現する実験環境の設計,注意分配によって身体部品間の動作関係が変化することが明らかとなった.また手や顔向きの動作の詳細なモデルを得ることができ,動作の曖昧さについても分析が進められた. 注意分配時の人間の動作はまだ詳しく分かっていないため,これら本研究の成果は注意分配と動作の関係を解明するための良い知見になると考える.
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