研究課題/領域番号 |
17H01775
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
広田 光一 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (80273332)
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研究分担者 |
田川 和義 愛知工科大学, 工学部, 教授(移行) (40401319)
小森 優 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (80186824)
山田 篤史 滋賀医科大学, 医学部, 特任講師 (40534334)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | VR手モデル / 把持操作 / バーチャルリアリティ / インタラクション / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
計測に基づくリンクモデル・変形モデルの構築手法を開発した。リンクモデルについては、3つの異なる姿勢で撮影されたMRI画像から、各関節の回転軸と回転中心を求めることで、これを推定する手法を開発した。変形モデルについては、皮膚と骨の表面の情報から、軟組織の領域をメッシュモデルとして生成する手法を開発した。接触・変形計算シミュレーション手法の改良について検討した。従来一般的に用いられているFEMの陰解法の代わりに、FEMの陽解法およびインパルス応答変形モデル(変形を力作用に対するインパルス応答として表現するモデル)による計算を試み、その可能性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
画像から手モデルを構成するというアイディアは新しいものではないが、骨格のリンクモデルを精度よく求める手法は必ずしも確立されていなかった。本研究では、この点に焦点を当てている点に意義があると考えている。手は個人差の大きい器官であり、実世界の衣類や装具と同様に、手モデルをオーダーメイドに構成することは、合理的なアプローチである。本研究は、このための基盤技術を確立するという意味で重要な意義をもつ。
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