研究課題/領域番号 |
17H01808
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 名古屋市立大学 (2018-2020) 鹿児島大学 (2017) |
研究代表者 |
辻村 誠一 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 教授 (10381154)
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研究分担者 |
沼野 利佳 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30462716)
太田 英伸 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部, 研究生 (80422103)
橋口 周平 鹿児島大学, 理工学域工学系, 助教 (40295275)
山下 和香代 鹿児島大学, 理工学域工学系, 助教 (70580067)
三橋 俊文 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20506266)
鯉田 孝和 豊橋技術科学大学, エレクトロニクス先端融合研究所, 准教授 (10455222)
川崎 洋 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (80361393)
森田 健 福岡女子大学, 人間環境科学研究科, 教授 (20326474)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | メラノプシン / 錐体細胞 / 桿体細胞 / 光 / 照明 / 色 / メラノプシン細胞 / 明るさ / 非撮像系経路 / 瞳孔反応 / 概日リズム / 光受容器 |
研究成果の概要 |
網膜には錐体および杆体細胞が存在することが知られている。加えて2000年頃に新た な光受容器が発見された。この細胞はメラノプシン細胞と呼ばれている。本課題では、我々が先行研究で開発したメラノプシン細胞と錐体細胞への刺激量を独立に制御できる実験装置を用いて、メラノプシン細胞を起因とする非撮像系経路が外界の光情報を脳でどのように処理、伝達しているのかを明らかにすることを目的とした。本研究で我々は、メラノプシン細胞への選択的な刺激が時間の知覚に影響を与えることをしめし、さらに、明るさの知覚に与える影響を定量化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2000年頃に網膜で光を受容するメラノプシン細胞という細胞が発見された。メラノプシン細胞の機能として、例えば、夜間の光暴露によって快適な睡眠ができないとか、車の明るいヘッドライトを見て頭痛が生じる等が報告されている。このような光の生体への影響は光の非視覚的作用、もしくは非撮像経路への影響と呼ばれ注目され、現在、視覚科学でも重点的に研究されているテーマの一つである。本研究課題では、メラノプシン細胞への刺激が私たちの時間の知覚に影響を与えることや、明るさの知覚に与える影響を定量化した。
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