研究課題/領域番号 |
17H01825
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高橋 豊 京都大学, 情報学研究科, 名誉教授 (00135526)
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研究分担者 |
岳 五一 甲南大学, 知能情報学部, 教授 (50234175)
望月 バドル 京都情報大学院大学, その他の研究科, 助教 (10838460)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 待ち行列 / 数理モデル化 / 解析評価 / ネットワーク / 情報システム / モデル化 |
研究成果の概要 |
フォグネットワーキング環境の導入により,各種センサー,メータ,IoT機器などから収集した大規模データを中央サーバに集約して処理をするのではなく,ネットワークエッジに位置するサーバで一次処理を行い,内容圧縮されたデータだけを中央サーバに送信し,高次処理を行うことが可能になる。その結果,応答性能の向上とネットワークを介して送受信されるトラヒック量の削減さらには輻輳の回避も可能になる。本研究では並列分散処理,省電力運用さらにはネットワーク仮想化技術でもあるSDNも考慮した,各種サーバおよびネットワークの性能評価モデルを提案し,その数学的解析手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フォグコンピューティングにおいては,データを収集した最寄りの場所で一次的な処理を行うが、その処理能力は限定的であり,クラウドコンピューティングおよびエッジコンピューティングとの連携が必要である。このため,データの処理に関しては並列分散処理,大規模データ送受信のQoS保証にはSDNによるネットワーク仮想化が肝要であり,これらの要因を考慮したシステム性能評価モデルを提案した。
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