研究課題/領域番号 |
17H01827
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
野中 朋美 立命館大学, 食マネジメント学部, 准教授 (60644812)
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研究分担者 |
藤井 信忠 神戸大学, システム情報学研究科, 准教授 (80332758)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 従業員満足 / サービス工学 |
研究成果の概要 |
従業員による顧客要求・環境場のセンシングとそれに基づく作業計画の修正・更新を通じたサービスシステムとの相互作用を解明し,従業員の状態とESが 生産性および品質に与える影響を明らかにすることを目的とする.(1)アンケート・現場観察による仮説モデル構築,(2)ラボラトリ実験によるモデル検証,(3)得られたモデルを用いたサービスシステムの設計(最適化・シミュレーション)を行った.労働集約的なサービス現場として,レストランサービスをパイロット現場として設定した.生体情報(心拍,NIRS脳計測)と主観評価(ES 評価+その他主観評価)を統合した評価手法を構築し,生産性や品質との関係を分析した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
設計過程に人(従業員)を介在させ,主観評価・生体情報を統合した評価手法による検証,得られた結果をサービスシステム設計につなげる一連のアプローチは,例が少ない.近年は,類似の目的でゲーミフィケーションやシリアスゲームのアプローチによる研究も増えているが,短時間の人の状態の変化やESを考慮し暗黙的な生産計画における人を起点としたアプローチは,本研究課題の独創である.また,実現場のデータ・従業員・顧客を用いることにより,計算機実験だけでは把握することが困難な課題や評価結果を得ることが可能となる.研究協力者の協力のもと実データによる有効性の検証および現場適用を目指す点に社会的意義がある.
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