研究課題/領域番号 |
17H01836
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
福間 良明 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70380144)
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研究分担者 |
日高 勝之 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (00388787)
前田 至剛 追手門学院大学, 社会学部, 准教授 (00454455)
森下 達 創価大学, 文学部, 講師 (00775695)
井上 義和 帝京大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10324592)
権 学俊 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (20381650)
高井 昌吏 東洋大学, 社会学部, 教授 (20425101)
野上 元 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (50350187)
白戸 智子 (松永智子) 東京経済大学, コミュニケーション学部, 准教授 (60735801)
山本 昭宏 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (70644996)
佐藤 彰宣 東亜大学, 人間科学部, 講師 (70804350)
白戸 健一郎 筑波大学, 人文社会系, 助教 (80737015)
谷本 奈穂 関西大学, 総合情報学部, 教授 (90351494)
水出 幸輝 京都大学, 教育学研究科, 特別研究員(PD) (90882390)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 昭和50年代 / 教養主義 / 戦争の記憶 / 政治の季節 / 教養文化 / ナショナリティ / メディア / 教養 / 戦後 / メディア史 / 戦後大衆文化 |
研究成果の概要 |
本研究は、「昭和50年代」(1970年代半ば~80年代半ば)の大衆メディア文化を検討し、いかに「政治の季節」の文化(「学生運動文化」「教養主義」「戦争の記憶」)が残存・変容しながら「バブル文化」に至ったのか、その転換の過程について検討を行い、「政治の季節」から「バブル文化」に至る文化変容を歴史社会学的に考察した。具体的には、同時期の映画、テレビドラマ、雑誌、アニメ、マンガ、歴史小説等を扱いながら、「政治の季節」「戦争の記憶」「教養主義」がいかなる偏差を帯びながらメディア文化に投影されていたのか、あるいは「戦後」の価値への嫌悪がどう織り込まれていたのかについて、分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「政治の季節」(1960年頃~70年前後)の政治運動や学生運動については多くの研究蓄積があり、1980年代論やバブル文化論も、近年、隆盛を見せている。だが、「政治の季節」から「バブル文化」に行き着くまでに、どのような文化や社会の変容が見られたのか。その過程で、先行する時代をいかに引き継ぎ、断絶していたのか。この転換の過程については、これまで整理がなされなかった。本研究は、「昭和50年代」という転換期のメディア文化に着目し、「政治の季節」から「バブル文化」に至る文化変容を検証した。
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