研究課題/領域番号 |
17H01838
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
宮寺 庸造 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10190802)
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研究分担者 |
中村 勝一 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (60364395)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 問題解決学習 / 問題解決指導 / 知識体系 / 指導支援 / 適応的モデル / 文脈依存文法 |
研究成果の概要 |
平成22年度の学習指導要領の改定により,「問題解決能力」が重視され学校現場では様々な取り組みがなされている.しかし,問題解決についての具体的かつ詳細な指導法が確立しておらず,学習過程に着目した指導や評価が難しい.この問題点を解決するためには,多様な学習目的や教授方略,学習過程にも対応できる問題解決学習・指導の新たなモデルが必要である.そこで本研究では,(1)問題解決学習・指導の知識体系を開発し,学習・指導の観点を明確にした,(2)ある教授方略のもと,学習目的や学習環境の制約および教授者の要望等と学習過程の多様性に適応するために,状況に依存した動的な学習・指導支援モデルを開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で提案した支援モデルのように,ある固定枠の中で自由度を持たせた行動や,指導者の制約のもと学習者の創造的な活動に対応可能な現実に沿った支援モデルは類を見ない.その点において,[定型・可変]×[全体・個別]の多様性に適応した問題解決学習・指導の支援モデルの新規性は高く主張できる.さらに,その実現方法として,学習および指導の知識の体系化と,多様性に適応するためのプロセスの類型化を導入するアプローチの独創性は,極めて高く学術的に大いに意義がある.
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