研究課題/領域番号 |
17H01903
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
我妻 和明 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30158597)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
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キーワード | リサイクル / アルミニウム素材 / 品番毎選別 / レーザー誘起プラズマ発光分析 / 品番別選別 / 有価物回収 / 高度循環利用 / レーザー誘起プラズマ発光分析法 / 定量分析 |
研究成果の概要 |
アルミニウム素材リサイクルの一つの理想型である"展伸材to展伸材"の再生利用を実現するために、展伸材の品番別選別のための含有元素情報と、リサイクル材の品位評価のための重要指標である粗大金属間化合物の含有量を同時に評価することができる、レーザー誘起プラズマ発光分析装置の実用化を目的とした。研究成果として、元素含有量の情報に基づくアルミニウム合金の品番選別とその粗大介在物の分布を評価することができる装置開発を行い、実際分析への適用が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルミニウムスクラップ素材の含有合金元素に注目した、製品品番毎の選別は、資源循環型社会の構築、金属資源の高度循環利用において特に重要となっている。本研究で開発したレーザー誘起プラズマ発光分析装置は、品番により異なる合金元素の種類や含有量を高精度かつ短時間で判定できる能力を持つため、アルミニウム素材の選別現場において運用することが可能である。その分析情報は、アルミニウム素材の高度選別に関する課題解決に資するものである。
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