研究課題/領域番号 |
17H01918
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平尾 雅彦 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80282573)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 持続可能システム / 容器包装 / 食品ロス / ライフサイクル設計 / 消費者行動 / シナリオ分析 / 環境影響 / 統合化 / 食品 |
研究成果の概要 |
食品の容器包装は、その多様な機能によって製品のライフサイクルすべてに影響を及ぼす。食品製品のライフサイクル全体での機能性と環境性を評価する統合評価手法を構築し、容器包装設計者がこの統合評価を実施し、機能性と環境性の高い設計案を導出するためのフレームワークを提示した。特に、容器包装と食品加工や消費者行動による食品ロス発生との関係を理解するための指標を開発し、具体的な事例に適用することによって食品や容器包装ごとに優先すべき機能が異なることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食品容器包装は、内容物の消費後に廃棄物となるため廃棄物の視点から社会問題となっているが、流通や保管時の食品保護や持ち運びへの利便性、消費者への情報提供など多様な機能を持っている。本研究では、製造、消費、廃棄までのライフサイクル全体への影響を容器包装設計者が理解し、設計時に機能や環境影響をバランス良く考慮することができる手法を開発した。特に、消費者行動と食品ロスとの関係を定量的に評価できる指標を提示し、食品ロスの削減に寄与する容器包装設計を可能にした。
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