研究課題/領域番号 |
17H01945
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大渕 慶史 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (10176993)
|
研究分担者 |
飯田 晴彦 崇城大学, 芸術学部, 教授 (10448516)
坂本 英俊 同志社大学, 理工学部, 教授 (10153917)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
|
キーワード | プロダクトデザイン / エンジニアリング / 複合材料 / CFRP / 工業デザイン / ユニバーサルデザイン |
研究成果の概要 |
高強度軽量の新素材である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の特性を活用するため,工学的な材料評価とデザインを一体化させたデザイン手法により,デザインの可能性の拡張を行った.高齢者の額出を促進する屋外用電動車椅子を対象とし,カーボンモノコック構造を座面に適用,屋外使用に必要な緩衝機能をフレームに持たせるという逆転の斬新な発想で全体構造を設計し,解析と試作により最終製品の設計を完了した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プロダクトデザインと設計は一体である.特に新素材を使用し従来に無い新しい形態や機能を生み出すには,材料の特性や形状による機能など工学的知見に沿い,その特性を充分に活かしたデザインを行う事が不可欠となる. 本研究では,強度のみならず機能の実現を目的とし,既存の製品へ新素材の適用により生み出される製品の可能性や価値を広げるため,高強度複合材料の中でも特に注目されている CFRP のデザイン要素としての材料特性とその可能性を工学的手法により十分に引出して最適化し,プロダクトデザインと一体化させる新たな手法の開発とその評価を行い,世の中に新たな価値を生み出すものである.
|