研究課題/領域番号 |
17H01974
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田中 佐代子 筑波大学, 芸術系, 教授 (10326415)
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研究分担者 |
小林 麻己人 筑波大学, 医学医療系, 講師 (50254941)
三輪 佳宏 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70263845)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ビジュアルデザイン / サイエンスビジュアリゼーション / 科学コミュニケーション / 情報デザイン / 科学教育 / サイエンスビジュアライゼーション / デザイン教育 / ビジュアルデザイン教育 |
研究成果の概要 |
研究者のビジュアルコミュニケーションデザイン能力を育成するためのeラーニング教材を開発した。教材は研究発表に使用するスライド、ポスターをPowerPointやExcelを用いて作成することを前提として開発した。全10回の教材は、視聴映像、演習課題、確認テストで構成されている。 教材を大学院の授業で検証した結果、93%がこの授業で学んだことは自身の研究活動に役立ちそうと回答していた。また94%がこの授業を履修する前に比べて、自身が納得できる研究発表のビジュアルデザインができるようになったと思うと回答していた。 完成させた教材はWEBサイトで一般公開している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学会発表のためのスライド・ポスター、論文といった研究成果や、研究費獲得のための申請書には、グラフ、図表、イラストレーション、写真といったビジュアル要素が大きな位置を占めている。しかし残念ながら情報の整理方法・配色・描画力等に問題があり、研究者による「伝わらない」「魅力がない」研究資料が少なくないにもかかわらず、研究者のビジュアルコミュニケーションデザイン力を育てるためのeラーニング教材は国内で例がなかった。 本研究成果を用いることにより、国内の多くの研究者が効率的で効果的に学ぶことができる。そして研究者が研究発表の場で、豊かなビジュアルコミュニケーションデザインを実現することが期待できる。
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