研究課題/領域番号 |
17H01987
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 東京工業高等専門学校 |
研究代表者 |
新保 幸一 東京工業高等専門学校, その他部局等, 校長 (10446247)
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研究分担者 |
伊澤 悟 小山工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (00232223)
伊藤 通子 東京都市大学, その他部局等, 教授 (00537037)
藤原 康宣 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (40290689)
久池井 茂 北九州工業高等専門学校, 生産デザイン工学科, 教授 (50300653)
芦田 和毅 長野工業高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授 (70377612)
青木 悠祐 沼津工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (70584259)
林 丈晴 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (70637264)
大塚 友彦 東京工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (80262278)
多羅尾 進 東京工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (80300515)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 社会実装教育 / イノベーション教育 / コンピテンシー評価 / 科学技術イノベーション教育 / エンジニアリングデザイン / チームワーク力 / 社会実装コンテスト / 科学技術イノベーションマトリックス / 社会実装力 / コンテスト教育 / エンジニアリング・デザイン / 社会連携 / 社会実装 / 汎用能力 / アクティブラーニング / 科学教育 |
研究成果の概要 |
社会と繋がり,課題抽出~コンセプト策定~試作~実装といった一連のプロセスを経験しながら,社会サービス向上・価値創造に取り組む社会実装教育について,その教育的有効性を分析・解明することに取り組んだ.5単位必修科目の社会実装科目を新設し,ポスター発表形式の最終報告会が実施され,教員による評価に加え,学生間,外部参加者によってオンラインで評価コメントを記録する仕組みを採用した.さらに,受講学生全員を対象に, GRIT, PROGによる評価をそれぞれ2回行ったところ(GRIT:4月と2月に実施,PROG:7月と2月に実施),全体に上昇傾向であり,イノベーション教育に効果的であることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会実装教育とは,社会の現実の問題に向き合い,他者との対話と工学的な解決策を駆使し,価値を社会と共に創造する経験を授業として提供するものである.高学年の必修科目として社会実装科目「社会実装プロジェクト」を新設し,この経験によって学生がいかに成長するか評価と分析を試みた.社会実装教育を経験した学生は,従来型の座学や実習で総合的に育成することが難しいコンピテンシーを伸長させることが確認され,社会実装のプロセスは科学技術イノベーション教育として有望であることが示唆された.
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