研究課題/領域番号 |
17H01997
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
藤木 卓 長崎大学, 教育学部, 特任教授 (00218992)
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研究分担者 |
小清水 貴子 静岡大学, 教育学部, 准教授 (70452852)
倉田 伸 長崎大学, 教育学部, 准教授 (80713205)
瀬戸崎 典夫 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (70586635)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | VR / 平和学習 / 多言語 / 共感性 / メディアの活用 / VRの共感性 / 没入型平和学習 / コンテンツ開発 |
研究成果の概要 |
日本語音声の基本形コンテンツに,英中韓字幕を付けた多言語没入型平和学習コンテンツを開発し,日本人121名,日本人以外165名(24の国籍の集まり)を対象に,心理学分野の共感性尺度(多次元共感性尺度)を用いた視聴調査を行った。その結果,日本人の共感性は他者への思いやり(他者指向的反応)が最も支配的であるのに対して,日本人以外の共感性は他人からの影響の受け易さ(被影響性)や,他人の立場で考える(視点取得)ことが支配的であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
VR環境による没入型平和学習は長崎ならではのものであり,そのための多言語コンテンツ開発は国内外で唯一のものである。また本コンテンツは,長崎原爆を共感的に理解し,平和希求の心情を育てることを意図しているため,国際平和に寄与できる。学術的な意義としては,本平和学習環境の開発とその環境がもたらす共感性やその国際比較は未開拓分野であり,本コンテンツの視聴を通した調査研究の成果は学術的な貢献度も高い。
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