研究課題/領域番号 |
17H02027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪 (2019) 大阪市立自然史博物館 (2017-2018) |
研究代表者 |
和田 岳 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 主任学芸員 (60270724)
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研究分担者 |
石田 惣 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 主任学芸員 (50435880)
初宿 成彦 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 主任学芸員 (80260347)
長谷川 匡弘 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 学芸員 (80610542)
松本 吏樹郎 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立自然史博物館, 主任学芸員 (90321918)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 市民調査 / 生物多様性理解 / 外来生物 / 生態多様性理解 / 外来生物問題 / 生物多様性 / 外来生物調査 / 普及教育効果 |
研究成果の概要 |
市民調査である外来生物調査プロジェクトを立ち上げ、メンバーを募集し、植物、昆虫、貝、魚、鳥、哺乳類といった班に分かれて外来生物の分布調査を実施した。またホームページやSNSなども活用して、さらに広く情報提供者を募った。その結果、大阪府を中心に、さまざまな外来生物の分布やその拡大プロセスを把握することができた。 毎年中間報告会を設定し、研修の機会も活用してアンケート調査を行い、参加者の外来生物問題や生物多様性への理解の程度を評価した。最終段階で新型コロナウイルス感染症の影響を受け、充分なまとめや解析が行えなかったが、市民調査が、いかに参加者の学びにつながるかを評価する枠組みを検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの市民を巻き込んで行われる調査を市民調査と呼ぶ。自然史科学の分野では、自然史系博物館をはじめ、近年は大学や、自然環境のモニタリングでも行われるようになっている。広く情報を集めるのに適した方法だが、参加した市民への普及教育効果が評価されてこなかった。本研究では、市民調査への参加が市民の生物多様性理解(普及教育効果)をどの程度促進するかを測定するために、アンケート調査を用いた評価の枠組みを検討した。
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