研究課題/領域番号 |
17H02056
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 鳥羽商船高等専門学校 |
研究代表者 |
坂牧 孝規 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (80256627)
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研究分担者 |
土井根 礼音 東京電機大学, 総合研究所, 助教 (20784424)
三井 和幸 東京電機大学, 工学部, 教授 (60209799)
小川 伸夫 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (60280400)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 労働安全衛生 / 船舶動揺 / 疲労 / サイボーグスーツ / 姿勢制御 / 船舶工学 / 安全システム |
研究成果の概要 |
本研究は,船舶環境における操船者の疲労削減に特化して,船舶動揺に対する操船者の姿勢維持運動を外部から力を加え制御することで,操船者の肉体的疲労を削減するサイボーグスーツの実現を目指した. 本研究では,EAM(Electro Attractive Material)ブレーキデバイスを用い,下肢の姿勢動揺を支持するため,膝関節および足首の動きを制御するためのアクチュエータの開発,サイボーグスーツ制御機構開発のための姿勢動揺の解析,陸上において船舶動揺を再現する評価装置の開発を行った
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究におけるサイボーグスーツの制御機構の開発を通じ,船舶環境の動揺を原因とする生体の姿勢動揺に加えて,姿勢制御のための筋肉の動作や,船外の風景の動きを視覚的に捉えることにより生じる姿勢動揺のメカニズムを解明することができた.また,湿度の高い環境下でも安全に動作し,狭い船舶内でも利用可能なアクチュエータを開発することができた. 本研究成果は,乗船者以外の日常生活のにおける疲労削減を目的とした姿勢維持支援システムへの応用・展開が考えられる.
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