研究課題/領域番号 |
17H02101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
首藤 敬史 大分大学, 医学部, 講師 (60649763)
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研究分担者 |
西邑 隆徳 北海道大学, 農学研究院, 教授 (10237729)
穴井 博文 大分大学, 医学部, 教授 (20291544)
河島 毅之 大分大学, 医学部, 助教 (20791049)
中山 泰秀 大分大学, 医学部, 客員研究員 (50250262)
和田 朋之 大分大学, 医学部, 准教授 (60325701)
岩井 良輔 岡山理科大学, 付置研究所, 講師 (60611481)
宮本 伸二 大分大学, 医学部, 教授 (70253797)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2017年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 再生医療 / 弁膜症 / 異種移植 / 代用臓器 / 大動脈弁 / 再生医学 / 弁置換術 / 弁形成術 / 心臓弁膜症 / 脱細胞 / 生体内組織生成術 / 移植・再生医療 / 自己組織化 / 生物・生体工学 / 外科 |
研究成果の概要 |
移植医療に限界が見えてきた医学において再生医療はその次を担うべきある意味究極の医療となる存在である。だが現在の再生医療で作成できる組織は機能こそは再現できるものの強度という点では循環器系代用臓器として不十分である。今回生体内組織合成で作成したシートが異種動物の体内で長期にわたって破損せず機能したということは今後異種動物でこの手法で作成したシートが人心膜の代用臓器として使用できる可能性を示したことになる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成熟した異種組織を完全に脱細胞することは困難であり、異種移植はいまだに臨牀応用されていない。今回生体内組織形成術によって異種動物で作られた弁用シート(biosheet)が脱細胞処理を行うことで拒絶反応が抑えられるだけでなく、強度を保ったまま弁機能を長期にわたって維持したことは画期的なことである。これによって自己体内で自己の代用臓器を作るという狭い領域だけではなく、動物で代用臓器を作り人間の体内に用いるという生体内組織合成術の汎用性が高まった。今後、より人間に適応しやすい動物種を探索し、生体内組織合成により代用臓器を作り脱細胞して移植することで障害臓器特に心血管系へ用いる可能性が生まれた。
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