研究課題/領域番号 |
17H02107
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
桝田 晃司 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60283420)
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研究分担者 |
丸山 一雄 帝京大学, 薬学部, 特任教授 (30130040)
鈴木 亮 帝京大学, 薬学部, 教授 (90384784)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 音響放射力 / アレイトランスデューサ / 超音波 / 微小気泡 / 治療用細胞 / リンパ球 / 超音波音場 / トランスデューサ / Tリンパ球 / CD8陽性Tリンパ球 / 多分岐型流路 / 凝集体 / フレキシブルアレイ |
研究成果の概要 |
免疫細胞療法などに応用するため、細胞の周囲に微小気泡を付着させた凝集体を形成し、音響放射力を利用して細胞を血流中で運搬するための技術を開発した。流体中の凝集体に対して様々な方向から超音波音場を照射することで凝集体を制御できることを、実験結果を中心に示した。細胞への損傷に関しては、超音波照射のエネルギーだけでなく、音圧値も支配的であることが分かった。超音波による凝集体の捕捉の理論モデルの構築、および実験結果との比較について検討した。さらに、体表上における音源の設置位置の優先順位を表示させた。実際の人体の体表面の情報を用いて、音源の接触範囲に対する治療計画ソフトウェアを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
治療のために特別に調製した細胞、例えば活性化したNK細胞を患者に注入する治療法では、患者に対する副作用が少ないため、外科手術・化学療法・放射線療法に次ぐガン治療として注目されている。しかし血行性に輸注された細胞は基本的に全身に拡散するため、固形ガンなどの標的部位への集積効率には限界があることが問題である。そのため、本研究によって目的の細胞を標的部位に能動的に送達することができれば、注入量に対する効率を飛躍的に向上させることが期待できる。
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