研究課題/領域番号 |
17H02108
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
蜂屋 弘之 東京工業大学, 工学院, 教授 (90156349)
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研究分担者 |
平田 慎之介 東京工業大学, 工学院, 助教 (80550970)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 超音波医学 / 定量診断 / 肝炎 / びまん性肝疾患 / エラストグラフィー / shear wave / 組織鑑別診断 / レイリー分布 / 医用超音波 / 慢性肝疾患 / 音響特性 / ずり波伝搬 |
研究成果の概要 |
慢性肝疾患の定量診断を目的に,疾患の進行により変化する複数の生体組織音響特性を融合することにより,生検を超える安定度と臨床的に十分なロバスト性を持つ非侵襲な慢性肝疾患の定量診断手法の開発を試みた。生体中のせん断波伝搬速度,減衰の周波数依存性について種々の方法で計測を行い,せん断波伝搬で得られる肝病変情報ついて把握した。さらに,超音波画像の振幅確率分布から,線維化情報を抽出する方法の最適化を行い,初期病変においても高い検出精度を得ることを可能にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来,生体組織は複雑で,生体組織の音響特性から病変の定量診断を行うのはむずかしいと考えられてきた。われわれは,音響的構築が変化するとどのような信号変化が生じるのかを詳細に検討し,複数の音響特性を融合することで,組織線維構造の情報を抽出する新しい定量診断技術を開発した。この成果は,病変の進行による生体組織の音響的変化と超音波画像の関係を理解するという「超音波定量診断学」の確立に寄与し,超音波医学分野への本質的な貢献である。
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