研究課題/領域番号 |
17H02113
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
石原 美弥 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 医用工学, 教授 (30505342)
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研究分担者 |
八木橋 操六 東邦大学, 医学部, 教授(寄付講座) (40111231)
額田 均 東邦大学, 医学部, 教授(寄付講座) (60118833)
東 隆一 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 病院 形成外科, 准教授 (00531112)
藤田 真敬 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 異常環境衛生研究部門, 教授 (20525927)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2017年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 医用超音波システム / 糖尿病 / 神経科学 / 量子ビーム / 生物・生体工学 |
研究成果の概要 |
本研究は3年計画で3年間実施した。本研究の最大の狙いは、形態画像が取得できる超音波画像で神経束を、光音響画像で神経束周囲内外の血管を描出できる光音響イメージングシステムを研究開発することと、このシステムにより糖尿病性神経障害のキーである神経虚血を対象に評価出来るようになることである。 そして、本研究の成果のポイントは、ファントムを用いた開発技術の性能評価を経て、我々が独自に開発したhypoxiaモデルを用いた動物実験で評価し、臨床研究を実施した事であり、すなわち、段階的に成果を積み上げたことと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者の激増による社会的・医療経済学的損失が著しい。その中心的課題として血管合併症への対策がある。本研究で実施した、組織虚血を可視化できる光音響画像重畳超音波イメージングシステムの開発・構築により、深刻な糖尿病の血管合併症である足切断の抜本的対策の一助、最終的には糖尿病診療のトータルケアに繋げられると考える。慢性疾患特有の非侵襲その場イメージングの利点は以下と考える。慢性疾患である糖尿病は患者が疾患と向き合うことが必要である。診療の度に病態の進展や治療の効果がその場で画像で確認できれば,患者にとって励みになる。
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