研究課題/領域番号 |
17H02115
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療技術評価学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
菅 幹生 千葉大学, フロンティア医工学センター, 准教授 (00294281)
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研究分担者 |
吉満 研吾 福岡大学, 医学部, 教授 (20274467)
森阪 裕之 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (70456482)
本杉 宇太郎 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (50377579)
市川 新太郎 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (20456479)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | エラストグラフィ / MRI / 超音波診断装置 / ファントム / 標準化 / 定量的評価 / MRE / USE |
研究成果の概要 |
本研究では,粘弾性を正確に測定可能なMR elastography (MRE)システムを開発するとともに,臨床用エラストグラフィ(MREとultrasound elastography)に用いることができるファントムを開発し,システムを定量的に評価可能とした.また,定量評価によって得られたデータをまとめて公開した.さらに,エラストグラフィの標準化を進めるために,北米放射線学会のquantitative imaging biomarkers alliance(QIBA)と Japan-QIBA,および,IECのTC87-WG9にて得られた成果を共有した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エラストグラフィは,弾性波を発生するための物理的作用,弾性波の測定,弾性波測定結果から粘弾性率への変換,という3つの要素で構成されている.粘弾性率を正確に測定するためには,特定周波数で伝播する弾性波を高い振幅対ノイズ比で3次元的に測定し,解析手法により3次元的に処理する必要がある.しかし,臨床用装置では,撮像時間やコストなどの観点から測定精度に限界がある.各システムの特性を知るためには,標準となる生体モデル(ファントム)とこれを正確に測定できするシステムが必要である.本研究ではこれらを開発し,これらを用いた臨床用エラストグラフィの評価をとおして国内外での標準化活動を推進した.
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