研究課題/領域番号 |
17H02140
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
河村 顕治 吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 教授 (40278974)
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研究分担者 |
加納 良男 吉備国際大学, 保健福祉研究所, 教授 (70116200)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 電気刺激 / 周期的身体揺動刺激 / 経頭蓋直流電気刺激 / 認知機能 / ニューロリハビリテーショ ン / サルコペニア / 近赤外線脳血流測定 / 3次元動作解析 / ニューロリハビリテーション |
研究成果の概要 |
高齢者の転倒には運動機能低下だけでなく二重課題能力低下が影響する。加齢に伴う転倒・骨折の予防のために二重課題法を姿勢バランス訓練として用いると身体機能だけでなく注意能力の向上も期待できる。二重課題法の代わりに刺激が求心性に脳に伝わり脳の可塑性を促通する電気刺激併用型荷重立位周期的揺動運動と直接脳を刺激する経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を併用することにより、大脳皮質活動を高めることが可能となり、バランス能力と認知機能を合わせて改善することができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会で問題となるサルコペニアでは加齢や不活動により筋線維の再生能力が低下し筋量が減少するだけでなく、高齢者では姿勢制御に必要な認知機能の低下も問題となる。二重課題法を姿勢バランス訓練として用いた研究では身体機能面だけでなく注意能力の向上も期待できるが、高齢者では認知課題の実施が困難である。能動的な努力が必要な認知課題の代わりにtDCSをバランス運動に加えることにより、新しいニューロリハビリテーションシステムを構築できる。
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