研究課題/領域番号 |
17H02144
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
宮崎 明世 筑波大学, 体育系, 准教授 (10517197)
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研究分担者 |
澤江 幸則 筑波大学, 体育系, 准教授 (20364846)
真田 久 筑波大学, 体育系, 特命教授 (30154123)
深澤 浩洋 筑波大学, 体育系, 教授 (50313432)
山口 拓 筑波大学, 体育系, 助教 (20643117)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | オリンピック・パラリンピックのレガシー / オリンピック教育 / パラリンピック教育 / 教材開発 |
研究成果の概要 |
2020東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、わが国ではオリンピック・パラリンピック教育が盛んにおこなわれたが、本研究では、研究者の専門的な知識を活かして、大会後にも活用できるような教材を開発した。教材用のサイトを開設し、登録することで教材にアクセスできるような仕組みを作り、教員を中心とした約60名が登録した。 開発した教材を使って、中学校の道徳、中学高校の体育理論、大学の教職の授業、教員研修などの場面で授業を行い、教材の効果を検証した。「フェアについて」の授業ではデータを収集し、論文を投稿中である。 海外のオリ・パラ教育に関する情報も収集し、教材の作成と情報の更新に活用した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
東京2020大会は新型コロナウイルスの感染拡大により、1年の延期の末に開催された。大会の開催までは多くの団体や企業が様々なプログラムを提供したが、本来は大会の開催を「契機として」オリ・パラ教育を根付かせることが目指された。本研究では、大会後を見据えて、各分野の研究者の専門的な知識を生かした教材を開発し、その普及のための教材サイトの開設を行ったことに意義がある。このサイトを通して構築されたネットワークを活用して、今後も教材の開発や修正、教育実践に役立てることができ、大会のレガシーとしての意義がある。また、教材の実践による成果の検証は事例が少なく、本研究の成果は貴重である。
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