研究課題/領域番号 |
17H02157
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
稲田 全規 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80401454)
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研究分担者 |
鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 廃用性筋萎縮 / プロスタノイド / 筋萎縮 / 筋萎縮とプロスタノイド / スポーツ生化学 |
研究成果の概要 |
本研究課題の実施により、質量分析および質量分析イメージングによるプロスタノイドの解析法の基盤を確立した。In vivoにおける尾部懸垂モデルを用いた検討の結果、筋萎縮には免疫系細胞によるプロスタノイドの産生亢進が関与することが示された。プロスタノイド産生阻害剤を用いた検討では、筋萎縮の改善効果が認められた。これら結果より、廃用性筋萎縮の進行にはプロスタノイドが関わることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の実施により、質量分析および質量分析イメージングによるプロスタノイドの解析基盤を確立した。さらに、廃用性筋萎縮の進行にはプロスタノイドが関与することを明らかとした。将来の廃用性筋萎縮やサルコペニア、ロコモティブシンドロームの治療につながる分子標的としてのプロスタノイド産生阻害剤の開発や遺伝子治療、天然由来機能性因子を活用し、新規な治療薬や治療因子の開発につなげてゆきたい。
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