研究課題/領域番号 |
17H02162
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
四反田 功 東京理科大学, 理工学部先端化学科, 准教授 (70434024)
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研究分担者 |
辻村 清也 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (30362429)
柳田 信也 東京理科大学, 理工学部教養, 准教授 (80461755)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2017年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | バイオセンサ / バイオ燃料電池 / ウェアラブル / イオンセンサ / センシング / ヘルスケア / 印刷 / 無線伝送 |
研究成果の概要 |
アスリートの汗中の成分(乳酸値やグルコース値)はアスリートのコンディションの重要な指標となるため,試合期やトレーニング期におけるトレーニングと休息のバランスを決定し、適切なトレーニングプログラムの選定に役立つ非常に重要な要素である.そこで本研究では,運動時の汗に含まれる成分で発電しながら,その成分濃度をリアルタイムにモニタリングし,無線伝送するためのバイオ燃料電池を搭載した非侵襲・自己駆動型センシングデバイスを開発した.また,汗中の電解質をリアルタイムモニタリング可能な転写印刷型のウェアラブルイオンセンサについても開発した.どちらも運動中の濃度変化をモニタリング可能であった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における自己駆動型センシングデバイスは,紙をはじめとする安価な材料で構成され,かつ印刷のシンプルなプロセスで製作可能である.体液(汗中の乳酸など)で発電可能であり,かつセンシングも可能であることが独創的な点である.本成果は新たな健康管理ツールとなりうる.アスリートの健康管理や,真夏時の熱中症センサなどにも使えると期待される.
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