研究課題/領域番号 |
17H02167
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
梶本 修身 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (10294175)
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研究分担者 |
水野 敬 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 特任准教授 (60464616)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 疲労 / 自律神経 / 注意制御 / ATMT / ストループ / 嗜好性 / 疲労回復 / 疲労予防 / 実験系心理学 / 解析・評価 / 神経科学 / ストレス / mATMT |
研究成果の概要 |
本研究は、疲労のマスク作用を除した感覚的嗜好刺激を用いて、疲労蓄積の予防や疲労回復法を創出することを目指した。精神的な疲労負荷課題を遂行後にパートナーとの認知機能課題に対する共同作業により、主観的な疲労感だけでなく客観的疲労の指標の一つである認知機能も改善する傾向がみられ、疲労回復に資する作業であることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人々の行動を紐解くと、それは嗜好性を伴う嗜好的活動であるケースが多々みられる。この嗜好的行動・活動に着目し、疲労を和らげるために応用してみることを本研究では企図し、実際にパートナーとの共同作業の有効性を示唆する結果が得られた。この嗜好的行動を現代生活にうまく取り入れることで、心身の健康に対しポジティブに働くことが大いに期待できる一方で、疲労をマスクしていないか、といった表裏一体の検証もまた重要である。
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