研究課題/領域番号 |
17H02192
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
佐川 哲也 金沢大学, 人間科学系, 教授 (70240992)
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研究分担者 |
國土 将平 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (10241803)
小磯 透 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (40406674)
中野 貴博 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (50422209)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 子ども / ミャンマー / スリランカ / 大規模調査 / ライフスタイル / 発育発達 / 子ども学 / 文化 / アジア |
研究成果の概要 |
政治的抑圧からの回復期における子どもの身体・文化・生活の相互変容について,ミャンマーとスリランカを対象国として2019年に当該国の共同研究機関の協力を得て大規模調査を実施し、その成果を「Statistical Data Book of Asian Child Survey 2019 -Sri Lanka and Myanmar- として公表した。 2019年のミャンマーにおける子どもの価値観は,2014年調査と比較して「リーダーシップをとる」「他人との協調する」等において大きな伸びを確認した。スリランカでは,「学校がとても楽しい」者の割合が約9割と諸外国に比べて高い傾向が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スリランカとミャンマーにおける2019年時点の子ども身体・文化・生活の統計資料を大規模全国調査によって明らかにできたことは,当該国における教育行政にとって有効な資料を提供できた。加えて,当該国の教育・研究組織と連携して共同研究体制を構築できたことは,両国のへの学術・教育協力の点からも有効であった。 スリランカでは,長く続いた内戦の影響が国内各地域の子どもの学校保健と子どもの栄養に及ぼした影響を確認しうる資料を提供できた。ミャンマーでは,軍政から民主化に至る5年間の変化を確認する調査が実現し,この間の子どもの状況の変化を検証する極めて貴重な情報を含む資料を提供できた。
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