研究課題/領域番号 |
17H02230
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
白石 隆 政策研究大学院大学, 政策研究科, 名誉教授 (40092241)
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研究分担者 |
相沢 伸広 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (10432080)
クー ブー・テック 政策研究大学院大学, 政策研究科, 名誉教授 (10599385)
HAU Caroline・Sy 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (70314268)
鬼丸 武士 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (80402824)
高木 佑輔 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (80741462)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 国家建設 / 東南アジア / 開発主義 / 比較研究 / 地域研究 / オーラルヒストリー / 政治秩序変容 |
研究成果の概要 |
本研究は、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンの開発主義体制をこれら諸国における長期の国家形成の一局面と捉え、開発主義体制の編成とその基礎にある構想を明らかにすることで、これら4国の国家形成の特徴をそれぞれに個性的な経験として浮き彫りすることを目的としていた。本研究では主に、政治家や行政官、実業家などに対するインタビュー調査を通じてこの目的を達成することを目指した。その結果、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア各国における1980年代以降、現在に至るまでの開発政策の展開と国家形成とのかかわり、開発政策にテクノクラートが果たした役割などについて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて得られた成果の意義としては、1980年代から現在に至るまでインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアの国家形成と開発政策に実際にたずさわった政治家や行政官のインタビュー記録が得られたことが挙げられる。とりわけスシロ・バンバン・ユドヨノ元インドネシア大統領に合計25時間以上にわたってインタビューをおこない、記録として残すことが出来たことは、本研究だけではなく今後、20世紀から21世紀初頭にかけての東南アジア地域の国家形成や開発政策を対象に研究をおこなう研究者に対して大きな学術的貢献があると言える。
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