研究課題/領域番号 |
17H02231
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
岩井 淳 静岡大学, 人文社会科学部, 名誉教授 (70201944)
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研究分担者 |
仲丸 英起 北海学園大学, 人文学部, 教授 (00736887)
山本 正 大阪経済大学, 経済学部, 教授 (10200817)
山本 信太郎 神奈川大学, 国際日本学部, 教授 (10645344)
小林 麻衣子 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 人文社会科学群, 教授 (20440109)
菅原 秀二 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (40216297)
道重 一郎 東洋大学, 経済学部, 教授 (40239273)
那須 敬 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (40338281)
竹澤 祐丈 京都大学, 経済学研究科, 准教授 (60362571)
指 昭博 神戸市外国語大学, 外国学研究所, 名誉教授 (90196197)
辻本 諭 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (50706934)
菅原 未宇 東海大学, 文学部, 准教授 (10645310)
大西 晴樹 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90160564)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | ブリテン史 / 複合国家 / イングランド / ウェールズ / スコットランド / アイルランド / アメリカ植民地 / 地域と紐帯 / 地域的連鎖 / ピューリタン革命 / ブリテン |
研究成果の概要 |
本研究では「複合国家イギリス」の形成過程を、イングランドだけでなくウェールズやスコットランド、アイルランド、アメリカ植民地といった諸地域の動向に注意して考察した。代表者の岩井、分担者の山本信太郎、仲丸がウェールズ史に即し、分担者の小林がスコットランド史に即し、分担者の山本正、那須、竹澤、菅原秀二がアイルランド史に即し、分担者の道重がアメリカ植民地に即して実証研究を継続した。分担者の辻本と菅原未宇は、それぞれ軍隊と教育をテーマとし、共同研究に加わった。 その際留意したのは、各地域を別個に扱うのではなく、地域連鎖という観点から各地域間の相互作用を重視し、関係史的アプローチを心掛けたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来は、絶対王政とピューリタン革命と名誉革命の原因・展開・帰結という視点からイングランド中心に語られることの多い16-18世紀のブリテン諸島史を、本研究は、ウェールズやスコットランド、アイルランド、アメリカ植民地といった諸地域まで視野を広げて考察した。この点に最大の学術的意義を認めることができる。研究メンバーは、国内と海外で史料調査を行い、科研費を用いて連合王国での調査に従事した。代表者の岩井もロンドン大学歴史研究所を中心に史料調査を行うことができた。2022年度は共同研究を結実させ、11月に本科研の成果として『複合国家イギリスの地域と紐帯』刀水書房を刊行したことを付記しておきたい。
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