研究課題/領域番号 |
17H02238
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
森口 由香 (土屋由香 / 土屋 由香) 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
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研究分担者 |
小林 聡明 日本大学, 法学部, 准教授 (00514499)
隅田 学 愛媛大学, 教育学部, 教授 (50315347)
川島 真 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90301861)
三澤 真美恵 日本大学, 文理学部, 教授 (90386706)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 冷戦 / アメリカ / 東アジア / 学知 / 地域研究 / 科学技術 / ジャーナリズム / アジア / 文化外交 / メディア / 教育 / 広報外交 / 専門知 / 原子力 / 国際政治 / 東アジア史 / 冷戦研究 |
研究成果の概要 |
国内外における資料調査、オンラインおよび対面での研究打合せ、そして2020年1月に京都大学で開催した2日間の合宿ワークショップを経て、共同研究の成果を、日本語・英語を・中国語の3か国語で共著書として出版した。日本語版『文化冷戦と知の展開―アメリカの戦略・東アジアの論理』は京都大学学術出版会から、中国語版は台湾の麦田出版から、英語版はインディアナ大学出版会から刊行される運びとなった。国際共同研究を通して、東アジアの複数地域において、米国政府や民間財団が行った学術支援がしばしば共通していたこと、しかし各地域のローカル事情によって異なる結果を生み出していたことが浮き彫りになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本科研によって、日本・中国・台湾・韓国・アメリカを活動拠点とし、専門分野も日本史、アメリカ史、中国・台湾史、韓国・朝鮮史、メディア・ジャーナリズム史、外交史、科学史と多様な研究者15名が共同研究を行い、共著書を3か国語で出版できたことは、冷戦期東アジアの知の構築過程について、これまでには無かったような俯瞰的・比較的な視点をもたらしたという点で、重要な学術的意義があったと考えられる。また、こうした国際的・学際的な共同研究を通して得られた経験は、それぞれの研究者の母国における今後の教育・研究活動をより豊かにするという点で、専門分野の枠を超えた社会的意義もあると考えられる。
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