研究課題/領域番号 |
17H02248
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
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研究分担者 |
岡本 亮輔 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (30747952)
清水 賢一郎 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (90262097)
金 ソンミン 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (60600426)
山村 高淑 北海道大学, 観光学高等研究センター, 教授 (60351376)
奈良 雅史 国立民族学博物館, 超域フィールド科学研究部, 准教授 (10737000)
山中 弘 筑波大学, 人文社会系, 教授 (40201842)
内田 純一 小樽商科大学, 商学研究科, 教授 (40344527)
門田 岳久 立教大学, 観光学部, 准教授 (90633529)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 観光 / メディア / 情報 / 拡張現実 / 東アジア / 平和 / ツーリズム / コミュニケーション |
研究成果の概要 |
本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組みについて、場所論や情報メディア論の観点から理論的考察を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Urry (2007)による「バーチャルなつながりは,さらに多岐に渡るローカルなつながりを促し,それゆえに,多くの身体の旅を減らすのではなく促すことにもなる」という仮説がこの研究により経験的に実証されたことは、観光分野の研究にとって大きな学術的な意義を持っている。また社会的意義としては、観光先進地で大きな問題となっている「観光公害(overtourism)」が何故この10年ほどで急速に問題化したのかについて、情報メディアの観点からひとつの回答を提示することで問題の解決につなげる可能性を示したことである。
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