研究課題/領域番号 |
17H02249
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 中央大学 (2019-2021) 宇都宮大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
伊藤 篤 中央大学, 経済学部, 教授 (80500074)
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研究分担者 |
佐藤 文博 中央大学, 経済研究所, 客員研究員 (00266264)
佐藤 美恵 宇都宮大学, 工学部, 教授 (00344903)
上田 一貴 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (10403594)
平松 裕子 中央大学, 経済研究所, 客員研究員 (30649629)
羽多野 裕之 三重大学, 工学研究科, 准教授 (40402531)
東海林 健二 宇都宮大学, 工学部, 教授 (70143188)
原田 康也 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80189711)
森下 美和 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 准教授 (90512286)
長谷川 まどか 宇都宮大学, 工学部, 教授 (80322014)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 旅行心理学 / 観光案内アプリ / BLEビーコン / プロスペクト理論 / 森林浴 / 脳波 / リラックス効果 / 安心安全 / Zeigarnik Effect / 観光資源 / 行動心理学 / 世界遺産 / モバイルアプリケーション / モバイルアプリ / マズロー / Zeigernik Effect / モバイル・アプリケーション / 観光支援 / スマートフォン / ヘルスツーリズム / LoRa / 脳波センサ / 観光学 |
研究成果の概要 |
奥日光エリアという山岳地域でより安心安全が求められる状況において、心理学的観点から観光情報の優先度(マズローの欲求段階)を検討し,これに基づいてスマートフォンアプリ設計し、アプリ提供を開始した。また、個々の旅 行者に合わせた情報提供を実現するため、プロスペクト理論を利用し、個々の観光客の経験や知識に基づく参照点を算出し、これに基づいて期待度を高めるような情報を選択する技術を開発した。また、簡易型脳波センサを利用して、森林浴時の脳波測定を行った結果、特に、滝や川の近くでのリラックス効果(α波上昇)の傾向があることがわかった。また、イスラム教国やインドからの観光客のための食事案内アプリを試作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観光案内アプリは、情報の固定化、情報の過多など、個人の状況や欲求に応じた情報配信を苦手とするという課題があった。我々は、この研究を通して、心理学的効果を応用することで、旅行者の興味を引き、安心安全に関する要求を満たし、個別の旅行者の興味に合わせた情報提供を可能とする、観光情報配信の枠組みを構築した。また、BLEビーコンを利用した持続可能な観光情報配信を実現するため、太陽電池を利用した、森林でも利用可能なビーコンを開発し、戦場ヶ原で利用を開始した。この他、長時間利用可能な簡易型脳波センサを開発し、森林浴時の脳波測定を実現し、森林浴のリラックス効果を示した。
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