研究課題/領域番号 |
17H02257
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
近藤 智彦 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (30422380)
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研究分担者 |
茶谷 直人 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (00379330)
岩田 圭一 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00386509)
高橋 祥吾 徳山工業高等専門学校, 一般科目, 准教授 (10758337)
立花 幸司 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 助教 (30707336)
相澤 康隆 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (40647129)
佐良土 茂樹 日本体育大学, 体育学部, 准教授 (40711586)
稲村 一隆 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40726965)
松浦 和也 東洋大学, 文学部, 教授 (30633466)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 倫理学 / 哲学史 / 西洋古典 / アリストテレス / 自然主義 |
研究成果の概要 |
アリストテレス倫理学そのものの解釈はもとより、古代におけるアリストテレス哲学の受容、現代の倫理学や政治哲学における新アリストテレス主義など、多岐にわたるトピックに関して、本研究プロジェクトは多くの論文や単著の出版に結実したほか、公開研究会や書評会および国内学会・国際学会でのワークショップやパネルセッションを企画したことで、アリストテレス倫理学を軸とした日本の古代哲学研究の中心的な発信拠点の一つとして機能した。また、本プロジェクトのメンバーを中心として、日本におけるアリストテレス哲学の受容史と研究動向に関する英語論文集の準備を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究プロジェクトはその多岐にわたる成果を通して、「自然本性」概念の理解がアリストテレス倫理学を適切に解釈し応用するにあたっての鍵となることをあらためて確認するとともに、「自然本性」概念の相異なる理解にもとづく複数の「アリストテレス主義」についてその可能性と問題点の両方を詳細に検討するという課題に対して着実な貢献を果たした。また本プロジェクトは、アリストテレス倫理学をはじめとする古代哲学研究に関する多くの企画を通して、日本における古代哲学研究の活性化と国際化に貢献した。
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