研究課題/領域番号 |
17H02318
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
難波 美和子 熊本県立大学, 文学部, 准教授 (50336971)
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研究分担者 |
森本 素世子 東海学園大学, 心理学部, 教授 (70191046)
小松 久恵 追手門学院大学, 国際教養学部, 講師 (80552306)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 現代インド / 英語文学 / 南アジア / India / English Literature / インド / インド社会 / 英語教育 / 英語 / インドの文学 / インド英語文学 / 英語圏文学 |
研究成果の概要 |
報告書『現代インドの英語文学――インド社会の変容とグローバル化の狭間で――』を印刷・発行した。本報告書において、近代インドの英語文学の歴史を振り返り、植民地時代から現代にいたる英語文学の意義と変化を概説した。現在、日本語で読めるインドの英語文学史としては、現代までカバーするものがないため、意義のある内容になっていると考える。そのほか、現代英語文学の中の現代インドへの考察、文学祭のあり方、学校教育における英語文学、ネットフリックスと英語文学について考察を行った。いずれも最新の状況について報告したものである。最後に、本研究中の研究交流の報告として、招聘研究者の講演録を掲載した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植民地時代から現代にいたるインドの英語文学の概要を網羅する報告書を作成した。本報告書は英語文学を理解するための入門的役割を持つと考える。また、現代インドの英語文学の多様性に注目し、文芸的作品だけではなく、「商業的」文学作品の評価を行ったことにも意義がある。文学作品の発表やマーケットの場としての文学祭の存在、メディアミックスや教育の状況も視野に入れている。
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