研究課題/領域番号 |
17H02336
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 札幌学院大学 |
研究代表者 |
奥田 統己 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (60224151)
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研究分担者 |
山越 康裕 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (70453248)
中川 裕 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (50172276)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | アイヌ語 / フィールド言語学 / アーカイブズ / 危機言語 |
研究成果の概要 |
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が所蔵するアイヌ語現地調査の音声・映像資料のディジタル化を進めた。ノート・カード・草稿・写真ネガ・プリント類の内容確認を進め、一部の資料をディジタル化した。音声・映像資料と文書資料類、既刊の業績などとの関連性の分析を進め、音声・映像資料の来歴・系統を把握するとともに一部の音声・映像資料について記録の背景情報を特定した。話者の遺族と連絡を取り、資料の公開許諾の手続きを進めた。音声資料のうち合計約12時間30分について、文字化・日本語訳・註を付してWWW上で公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、60年以上前からの現地調査によって記録され現在東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が所蔵している、アイヌ語の音声・映像および筆記資料をディジタル保存し、調査・記録時の状況や資料相互の関係を把握し、文字化と訳註を与え、関係者の許諾を得て、研究期間中に約12時間30分の音声資料を公開することで、アイヌ語の研究、学習および復興運動のための基礎となる資料を保存し利用に供するとともに、将来のさらなる利用拡大のための基盤を整備した。
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