研究課題/領域番号 |
17H02360
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
石川 慎一郎 神戸大学, 大学教育推進機構, 教授 (90320994)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 学習者コーパス / 発話 / 対話 / 交渉 / 計量的語彙研究 / OPI / 双方向 / 英語 / 語彙 / 文法 / インタラクション / アジア圏 / 発話コーパス / 対話方略 / 流暢性 / 国際比較 / アジア圏英語学習者 |
研究成果の概要 |
アジア圏10か国・地域の学習者及び英語母語話者425名の統制インタビュー発話を収集したICNALE (International Corpus Network of Asian Learners of English) Spoken Dialogueを開発・公開した。本コーパスは,アジア圏学習者を対象とした物として世界最大級で,トランスクリプトとビデオを同時公開している点でもユニークなデータである。また,本データを使用し,アジア圏学習者の交渉における語彙使用の特徴分析,交渉局面における男女話者の言語使用の際の解明などを行い,その成果を著書(分担執筆)・論文として発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本科研費プロジェクトの成果は,(1)Oral Proficiency Interviewを参考にした独自のインタビュータスクセットの開発,(2)世界最大級のアジア圏英語学習者対話コーパスの開発,(3)トランスクリプトとビデオ動画の全面公開,(4)収集したデータを活用したL2英語学習者の言語使用傾向の分析,の4点にまとめられる。独話を集めた学習者話し言葉コーパスはすでにいくつか存在していたが,インタビュー発話(対話)を集めたものは,ベルギーで開発されたLINDSEIを除くとほとんど存在せず,本研究でリリースされたデータセットは,世界のL2学習者コーパス研究に大きなインパクトを持つと期待される。
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