研究課題/領域番号 |
17H02365
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
平川 眞規子 中央大学, 文学部, 教授 (60275807)
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研究分担者 |
武田 和恵 文教大学, 文学部, 教授 (10331456)
Snape Neal 群馬県立女子大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (10463720)
福田 倫子 文教大学, 文学部, 教授 (20403602)
Matthews John 中央大学, 文学部, 教授 (80436906)
梅田 真理 群馬県立女子大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (80620434)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 第二言語 / 継承語 / 日本語 / 再帰代名詞 / 言語理解 / 言語処理 / 言語知識 / 継承語話者 / 意味理解 / 眼球運動測定 / 自己ペース読み実験 / 関係節 / 文処理 / 中国語 / 英語 / 視線解析実験 / 自己ペース読文実験 / 音声知覚 / 文法 |
研究成果の概要 |
第二言語学習者と継承語話者の言語習得、特に文法知識と意味理解に焦点をあて、理論的および実証的研究を行った。第二言語学習者と継承語話者は、目標言語に接する時間や言語情報が教室や家庭という環境に限定されるため、母語話者並みの言語知識を獲得できない可能性がある。また獲得されたとしても、言語の理解や処理において、母語話者とは異なる振る舞いをする可能性もある。日本語の再帰代名詞や数量詞の解釈、英語の動詞のテンスとアスペクトの違いに焦点をあてた実証的研究により、母語話者との類似点や相違点が示された。また、タイ語話者や中国語話者を含めた多角的な研究により、母語の影響についても新たな考察が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
継承語話者の研究は、移民の多い北米や国際間での人の移動が多い欧州での研究が盛んであり、アジア言語と比較し、印欧語を対象とする研究が圧倒的に多い。本研究プロジェクトでは、その成果に言語類型的に異なる4つの言語(日本語・英語・中国語・タイ語)が含まれる点で、学術的意義が大きい。また、日本における外国人日本語学習者や日本語を母語とする英語学習者にとって、習得や処理過程における困難が予測される領域の一部を明らかにしたことで、有効な指導法の提案や日本語学習者や継承語保持のための支援研究へと発展させることができる点において、社会的意義も大きい。
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